刑事事件の取扱事例
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【無罪・認定落ち】殺人事件で,共同正犯が否定され幇助犯が認められた事案
3人で実行した殺人事件について、検察官の共同正犯であるとの主張が認められず、弁護人の主張した幇助犯だと認定された事案 (詳細を見る...)
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【不起訴】業務上横領事件で不起訴となった事案
仕事で集金したお金を会社に渡さなかった業務上横領事件 (詳細を見る...)
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【勾留却下】窃盗事件で勾留却下となった事案
被疑者が万引きをした窃盗事件(同種の前科等あり) (詳細を見る...)
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【不起訴】詐欺事件(特殊詐欺・受け子)で不起訴となった事案
被疑者が特殊詐欺の受け子をしたとされる詐欺事件 (詳細を見る...)
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【不起訴】放火事件で不起訴となった事案
自宅に火をつけて建物を全焼させた現住建造物等放火事件 (詳細を見る...)
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【不起訴】殺人未遂事件で不起訴となった事案
家族間で,口論となり,刃物で被害者の腹部を刺して怪我をさせてしまった殺人未遂事件 (詳細を見る...)
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【減刑】求刑3年で,懲役1年8月の判決となった特殊詐欺
被害額100万円の特殊詐欺で,いわゆる受け子(金銭受取役)をした事件。 (詳細を見る...)
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【執行猶予】被害者が死亡した交通事故(過失運転致死)での執行猶予
被告人が,普通乗用自動車を運転中,見晴らしのよい道路の前方を横切ろうとしていた被害者(歩行者)に気がつかず,車を衝突させてしまい,転倒して頭を打つなどした被害者は死亡しました。 (詳細を見る...)
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【不起訴】事件に無関係であることを供述して不起訴となった住居侵入,逮捕監禁,傷害被疑事件
被疑者は,住居侵入,逮捕監禁,傷害被疑事件で,逮捕,勾留されました。 被疑者は,友人や知人とお酒を飲み,車で送ってもらう途中,車の中で寝てしまったのですが,友人らが,被害者宅に侵入(詳細を見る...)
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【不起訴】傷害事件について,被害者と交渉して被害届を取り下げてもらい不起訴となった事案
被疑者と被害者は,交際関係にありました。被疑者はある晩,飲酒等の影響もあり,些細な言い争いから,興奮してしまい,被害者を乱暴な言葉で脅したり,包丁を振り回す等の暴力をふるい,怪我を(詳細を見る...)
少年事件
少年(20歳に満たない者)が犯罪を行ったり、素行不良で犯罪を行うおそれがあったりするなど家庭裁判所で処分を受ける可能性があるような場合に、相談を受け適切な活動を行います。
少年事件であっても、通常の刑事事件と同様に、逮捕・勾留をされる場合も多いですから、弁護人としての活動を行うこともあります。また成人は、捜査期間が満了して起訴等の処分がされますが、少年の場合には、原則として事件を家庭裁判所で審理しますので、その場合に付添人として活動します。
一般的に、少年は捜査機関の追及に対する防御の能力も経験もありません。
過去の裁判例を見ても、警察官から暗示・誘導をされ、やってもいないことを認めてしまった場合もあります。
弁護人・付添人活動を通じて適切に少年を助力し、捜査機関の追及から少年の権利を擁護します。また大人への刑罰と異なり、家庭裁判所が処分を決める際にはやってしまった犯罪の重さだけではなく、少年の環境や資質からどのように処分するのが少年の立ち直りに効果的であるかという視点も重視されます。そのため、犯罪に加担してしまっていた場合には、両親とも共同して、犯罪を行ってしまった原因とあるべき更生の方法を探したりします。また、被害者と示談交渉を行ったりと、少年審判に向けた全般的なサポートを行います。