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【無罪・一部無罪】(2023年)覚醒剤取締法違反【密輸】(全部無罪)

概要

依頼者(外国人女性)は、成田空港に到着した際の税関検査で、所持品(ハンドバッグ)の中から覚醒剤が発見されたために、覚醒剤取締法違反・関税法違反の罪で起訴されました。

弁護活動

起訴後に開示された証拠(依頼者と知人とのSNSでのやりとりなど)を分析し、依頼者に詳しく説明を求めたところ、本件は、依頼者が婚約者から騙されて覚醒剤の運び屋に仕立てられた事件であると判明しました。依頼者は、婚約者の巧妙な芝居に完全に騙されていたことから、自分が覚醒剤を運搬させられているという疑念さえ持っていなかったことが強くうかがわれました。裁判では、この事実経過を丁寧に主張・立証しました。

判決結果等

判決では、弁護人の主張が全面的に受け入れられて無罪判決が言い渡されました(検察官控訴無く確定)。
判決日:令和5年10月27日( LLI/DB 判例秘書搭載)