住宅ローンの他に500万ほどの借金
相談内容
Bさんは40代、会社員として勤めています。
Bさんは、奥さんと子供2人と、Bさんの父母と6人家族で同居しています。
10年前に住宅を購入しましたが、ローンの支払いが厳しく生活費が足りなくなると借り入れを行い、現在では住宅ローンの他に500万円ほどの借金が出来てしまいました。
結果
Bさんの収支を見直したところ、毎月の住宅ローン以外に3万円程度は返済可能だということが分かりました。
そこで住宅資金特別条項を利用した小規模個人再生手続を利用し、500万円の借金を100万円に減額、その100万円を毎月3万円ずつ弁済する再生計画案を認可してもらいました。
Bさんだけの収入では厳しい月もあるので、同居している父母にも相談し援助してもらえることになりました。
ポイント
家を残し,他の負債をカットする場合,大事なのは収入の範囲内でやっていけるかということです。
本件では,自己の収入だけでなく,同居の家族の収入もあわせていくことで裁判所の認可を得られることとなりました。キャッシュフロー等の見極めがポイントです。