残雪期登山の楽しみと注意点
2024.06.01ブログ
2024年5月
弁護士 菅 野 亮
4月から5月は、平地では、春でぽかぽか陽気に恵まれる季節です。
しかし、標高の高い山に登ると、まだまだ一面の銀世界で、防寒着だけでなく、アイゼンやピッケルなどの雪山登山用のギアが必要になります。
この時期は、雪のコンディションが一様ではなく、アイスと岩のミックス帯が続いたり、ベタベタな雪で一歩一歩、深く足が沈むこともあり(ズボッと腰付近まで踏み抜くこともあります。)、かなり体力を削られてしまいます。
場所によっては、雪崩のリスクも高まります。
ただ、この時期は、天候に恵まれれば、雪山と思えない暖かなコンディションですし、幸運に恵まれれば、真っ白な冬毛から、夏毛にはえかわりつつある雷鳥を見ることもできるなど、楽しみもあります。
細心の注意を払って、残り少ない雪山シーズンを楽しみたいと思います。
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★