「境界問題相談センターちば」の研修講師を担当しました
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２０２４年３月
弁護士 菅 野 亮
千葉県土地家屋調査士会は、境界紛争解決機関として「境界問題相談センター ちば」を設置、運営しています。
今回、「境界問題相談センターちば」の調停に関する研修の講師を担当しました。
「境界問題相談センター ちば」では、定期的に研修として模擬調停を行い、実際の調停の雰囲気を味わいつつ、それを他の土地家屋調査士が映像で見て、即座に調停の仕切り等について意見交換を行うタイプの研修を実施しています。
私の役割は、模擬調停の前に、注意事項の全体講義を行うことと、実際の模擬調停ででた課題を抽出して意見交換をしていくファシリテーター役です。
今回の研修では、令和６年４月以降のＡＤＲ法改正による執行力付与の問題についても、研修の終わりに講義（「ＡＤＲ法改正に伴う和解条項作成の注意点」）をしました。
定期的に行う研修ですが、毎回、記録が違いますし、実際に申立人、相手方、調停委員を担当する実演者等の個性もでるので、私自身楽しく参加させていただいています。
また、当事務所の中井淳一弁護士も調停に参加する弁護士役として登場しました。
この研修が、境界紛争解決機関の円滑な運用の一助になれば幸いです。
以上
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★
