虫本弁護士が、「量刑事件弁護研修」の講師を担当しました
ブログ講演・書籍等
2023年4月
弁護士 虫本良和
当事務所の虫本良和弁護士が、3月10日に、和歌山弁護士会主催の研修「量刑事件研修 基礎から学ぶ量刑事件のケース・セオリー」の講師を、東京弁護士会の赤木竜太郎弁護士と共に担当しました。
今回の研修は、起訴された事件を被告人が起こしたことについては争いがない「量刑事件」を対象にして、弁護人として、依頼者のために少しでも「軽い刑」を目指すために行う弁護活動をテーマにして実施しました。
いわゆる「否認事件」と比較すると、検察官の主張と真っ向から対立する争点は少ないのですが、それだけに、弁護側が求める結論(例えば、「執行猶予付きの判決が相当である」、「懲役〇年が相当である」など)がなぜ正しいのかについて、裁判官や裁判員に対して、説得的に主張することが難しいという側面もあります。
この研修では、そのような弁護側の主張の柱になる「量刑事件のケース・セオリー」を構築するための基本的な考え方や、実際の事件での実践例などを紹介しました。
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★