「死刑弁護と死刑制度」に関して後藤貞人弁護士と対談を行いました
令和4年9月
弁護士 菅 野 亮
千葉県弁護士が、「死刑弁護と死刑制度~刑事弁護のスペシャリストと考える死刑~」という弁護士を対象とした企画しました。
第1部は、後藤貞人弁護士の死刑弁護に関するご講演です。
第2部は、後藤貞人弁護士と私が対談しました。
後藤貞人弁護士は、刑事弁護業界では、誰もが認めるレジェンドです。
数多くの無罪事件を獲得しているだけでなく、死刑事件に関する経験も多く、日弁連刑事弁護センター死刑弁護PTの座長です。
死刑弁護に関しても、プロ中のプロといえます。
後藤貞人弁護士とは、日弁連の委員会や研修等でご一緒させていただくことも多く、話す機会も多いのですが、死刑弁護について改めてお話をうかがうのは初めてのことでした。
私の意見も交えつつ、後藤貞人弁護士に、「死刑弁護」という企画の趣旨にそって、次のようなテーマでお話をうかがいました。
① 後藤弁護士が経験した死刑事件のケース・セオリー、難しさ
② 死刑事件を担当する弁護人への必要な支援や在り方
③ 被害者や遺族との対応
④ マスメディアとの関係
⑤ 日弁連で「死刑事件の弁護のために」を作成した理由
⑥ 大阪弁護士会の死刑問題に関する取組
⑦ 死刑判決を受けた後の依頼者との関係
⑧ 死刑事件の再審
私事件も、死刑判決を受けたことあり、後藤貞人弁護士のコメントは大変自分にとっても参考になるものでした。
以上
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★