虫本弁護士が、警察学校で「弁護士から見た取調べ」をテーマに講義を行いました。
ブログ講演・書籍等
千葉県警察学校で講師を担当しました。
今回オファーがあったのは『弁護士から見た取調べ』というテーマでの講義でした。
刑事弁護人の立場から考える日本の取調べの問題点、一定の事件で取調べの録音・録画が義務化されたことが弁護活動に与える影響、逮捕・勾留された依頼者に接見でどんなアドバイスをしているのかなど、かなり踏み込んだ内容についても、お話をさせてもらいました。
受講した警察官は皆さんとても熱心であり、警察学校特有の雰囲気もあいまって、私としても身が引き締まる思いでした。
個別の事件との関わりでみれば、警察官と刑事弁護人は「対立」する関係となることが多いですが、憲法や法律を遵守しながらそれぞれの職責を果たし、刑事手続きの最前線の現場を担っていくことのやり甲斐や苦労には、相通じるものもあるのではないかと感じました。
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★