菅野亮弁護士が,日本司法精神医学会大会のシンポジウムで「現代の精神鑑定に求められること~弁護人の立場から~」という報告をしました
ブログ講演・書籍等
2020年11月
新型コロナウィルス感染症の影響で延期された日本精神医学会の第16回大会が,2020年11月12日,13日にオンライン開催(ZOOM)されました。
大会では,シンポジウムⅠが,「司法精神医学における自閉スペクトラム症の位置付け」,シンポジウムⅡが,「超高齢社会における高齢者の犯罪」でした。いずれも現代的な課題で興味深い報告がなされました。
シンポジウムⅢは,「現代の精神鑑定に求められていること」であり,シンポジストは,東京医科歯科大学岡田幸之教授,鹿児島地方裁判所岩田光生裁判官及び当事務所(法律事務所シリウス)の菅野亮弁護士でした。菅野からは,現代の精神鑑定に求められることについて「弁護人の立場から」基本的な報告を行い,シンポジストらと意見交換を行いました。裁判実務で定着している「8ステップ」の功罪,あるいは実践上の留意点等についてそれぞれの立場からコメントがなされました。
セキュリティの関係もあり,司法精神医学会会員のみが視聴できるものですが,オンデマンド配信もされますし,オンライン開催ゆえに参加しやすいところもあるように思われます。興味ある方は,ご覧下さい。
以上
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★