東京弁護士会主催の法廷技術研修で講師を担当しました
ブログ講演・書籍等
5月30日・31日と東京弁護士会主催の法廷弁護技術研修に、講師として参加しました。
受講生には、ある強盗致傷事件の記録(研修用にアレンジしたもの)をもとに、
実際の刑事裁判と同様、冒頭陳述、尋問、最終弁論などの弁護活動を行ってもらいます。
講師は、各受講生の実演に対して、その場で講評を行い、さらに「手本」を示さなければいけません。
受講生にとっても、講師にとっても、なかなかハードなプログラムですが、
座学では身に付かない「語り方」や「立ち振る舞い」など、全身を使った弁護技術を学ぶことができる研修といえます。
今回の受講生は、ほとんどが弁護士登録して間もない新人の方々でしたが、皆さんとても真剣に取り組んでいました。
2日間の経験が、受講生の今後の弁護活動に役立つことを期待しています。
虫本良和