雑誌『精神医学』に論文が掲載されました。
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当事務所の菅野亮弁護士の論文が,雑誌「精神医学」Vol53.No10に掲載されました。
論文のタイトルは,「裁判員制度における精神鑑定の問題点-弁護士の立場から」というものです。
内容は,弁護士という立場から見た,現状の裁判員裁判における精神鑑定についての問題点の指摘と,その改善策の提案が中心です。
法律の条文からだけでは到底うかがい知れない精神鑑定の深い問題点について,実務に即して具体的に指摘されており,実際に精神鑑定が問題となる事件の弁護活動を行う場合の留意点が分かります。
弁護士の皆様は,ぜひ,ご一読を。
ところで,論文が掲載されている,「精神医学」という雑誌は,基本的には,精神科医の先生が購読する雑誌です。通巻634号まで出版されており,精神医学界では由緒正しいメジャーな雑誌なのではないでしょうか(多分)。
したがって,この論文も,多くの精神科医の先生の目に触れるのではないかと思いますが,弁護士から見た精神鑑定の問題についてどのような感想を持つのか,興味深いところです。
中井