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どのような犯罪であったのか調査したい場合に、どのような方法がありますか

よくあるご質問被害者参加制度等

まずは、警察官検察官から説明を受けることが考えられます。

犯罪の被害に遭った場合、被害者として警察官や検察官から事情を聞かれることになります。
被害者が死亡した場合は、被害者の生前の様子等について遺族の方が事情を聞かれることもあります。このような事情聴取の際に、事件の概要や加害者の言い分等について一定の範囲で警察官や検察官から説明を受けられる場合が多いでしょう。

次に考えられるのは、刑事裁判の傍聴です。
ニュースなどでも、被害者の遺族が裁判の感想を述べているシーンなどが放送されることがありますが、あれは裁判を傍聴して、その感想を述べていることが多いと思われます。

刑事裁判は公開の法廷で行われますので、被害者又はその遺族の方も傍聴することができます。また、被害者参加制度を利用して刑事裁判に参加した場合も、同様に法廷でのやりとりを通じて、犯罪の内容等を知ることができます。

刑事裁判では、起訴状(検察官の主張する犯罪事実が記載された書面)が読み上げられます。
また、検察官が証明しようとする事実が冒頭陳述において明らか にされます。さらに、証拠調べの中で裁判の証拠書類が読み上げられたり、証人の尋問や加害者の質問が行われたりします。
これらを傍聴することで、さら に事件の内容や加害者の言い分を詳しく知ることができます。