研修のための研修
2008.04.26ブログ
4月26日,日弁連で「法廷弁護技術 指導者研修会」が開催され,千葉県弁護士会からは私と加藤弁護士が派遣され,研修を受けました。
法廷弁護技術の習得そのものというより,「いかに法廷弁護技術の『指導』を行うべきか」という難しいテーマです。
講師陣は,3月にボストンで実施されたNational Institute for Trial Advocacy のteacher training program を受講した弁護士で,その具体的な批評( critique )の方法を理論と実践で示してくれましたので,非常に分かり易く,また興味深いものでした。
肝心の法廷における弁護技術は一日にして体得できる出来るものではありませんし,今後も日々研鑽をすることだけが,具体的な処方箋になると思います。
千葉においては,私と加藤弁護士が中心となって5月10日と17日の二日間連続の研修を実施することになっております。
来年の裁判員裁判が開始されるまで,自分たちの知識と技術を体得するためにも「法廷弁護」に関する研修を続けていきたいと思っております。
以 上