『季刊刑事弁護』に論文が掲載されました。
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2012年1月10日発行の『季刊刑事弁護』第69号(現代人文社)の特集「裁判員裁判における精神鑑定」に,菅野亮弁護士の論文「責任能力を争う裁判員裁判の弁護活動」が掲載されています。
責任能力が問題となる裁判員裁判について,捜査段階,公判前整理手続,公判における弁護活動の留意点を平易に解説し,同時に,個々の留意点と関連付けながら,7つの裁判員裁判事例を分析する内容となっています。
弁護活動の視点から,責任能力に関する論点と実際の事例を架橋する論考であり,非常に実践的な内容となっています。
また,特集の冒頭には,菅野弁護士の司会により,著名な精神科医,弁護士が精神鑑定について議論したスリリングな座談会の様子も掲載されています。
刑事弁護の最前線の息遣いが感じられる特集となっています。
刑事弁護人必読の特集です。弁護士の皆様,ぜひご一読をお勧めします。
法テラス千葉法律事務所 弁護士 遠藤直也