法廷技術研修の講師を担当しました
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2024年6月
弁護士 虫本良和
5月17日・18日の2日間、日弁連が主催する法廷技術研修の講師を担当しました。
この研修は、法テラス(日本司法支援センター)のスタッフ弁護士や、ひまわり基金法律事務所(公設事務所)等に赴任するため養成を受けている新人弁護士を対象にして、毎年行われているものです。
今年の研修には、昨年及び一昨年に司法修習生(司法試験に合格した人が、裁判官・検察官・弁護士などの実務家になる前に、約1年間かけて国の定める研修を受けることになっています。)であった頃に、私が刑事弁護教官を担当させてもらった方々が、複数名参加していました。皆さん、堂々とした実演をみせてくれて、既に実務家として歩み始めている姿を本当に頼もしく感じました。
また、今回の研修には、現役の裁判官にも、実演者として参加していただきました。「弁護人」という普段と異なる立場での実演でしたが、非常にレベルの高い尋問や冒頭陳述・最終弁論等を行っていただき、他の受講生はもちろん、講師としても勉強をさせていただきました。
多くの人と交流することで、良い刺激を受けることができるというのも、このような実演型の研修のメリットであると改めて感じました。
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★