季刊刑事弁護・特集「故意を問い直す」の座談会に参加しました
ブログ講演・書籍等
2023年10月
弁護士 菅 野 亮
季刊刑事弁護の最新号(116号、現代人文社・2023)では、「故意を問い直す」という特集が組まれました。
故意認定に関する実務を批判的に検討する趣旨で座談会も開催されました。
座談会には、私も参加させていただきましたが、その他のメンバーは以下のとおり、かなり豪華なメンバーで、当日の議論はかなり白熱し、面白いものでした(誌面の都合で割愛された部分があることがとても残念です。)。
出演者
合田悦三(元裁判官)
樋口亮介(東京大学教授)
田岡直博(香川県弁護士会)
菅野亮(千葉県弁護士会)
司会
久保有希子(第二東京弁護士会)
座談会では、故意に関する最高裁判決(最判平成2年2月9日、最判令和3年1月29日)などを素材に、殺人事件の殺意、薬物事件の故意、詐欺事件の故意などについてざっくばらんな議論をしており、実務における安易な故意認定を批判的に検討しています。
この座談会で学んだことを活かして弁護活動を行いたいです。
故意の問題について興味ある方はご覧ください。
以上
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★