千葉県土地家屋調査士会で、境界問題に関する研修の講師を担当しました
ブログ講演・書籍等
令和4年11月
弁護士 菅 野 亮
千葉県土地家屋調査士会は、境界に関する紛争を解決するために、「境界問題相談センターちば」を運営し、日々、境界問題に関する紛争解決を目指しています。
今回の研修では、境界紛争に関する模擬事例を前提に、模擬調停を行い(弁護士調停委員役は、当事務所の中井淳一弁護士にお願いしました。)、調停の進め方等が適切なものであったか等について、私からコメントしたり、傍聴している土地家屋調査士の先生方とディスカッションを行いました。調停の進め方等について有益な意見交換となりました。
境界問題相談センターちばで運営する調停は、土地家屋調査士の先生2名と弁護士1名が調停を行います。土地家屋調査士の先生方は、境界確定のプロですから、当然、そのような視点で問題解決を考え、弁護士は紛争事件に関与することが多いので、境界問題から派生する法律問題のフォローをすることになります。土地家屋調査士と弁護士の連携がうまくいけば、よりよい、境界問題の解決ができると思いました。
これからも境界問題のよりよい解決を図りたいと考えています。
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★