季刊刑事弁護110号に論考・座談会が掲載されました
ブログ講演・書籍等
2022年4月
弁護士 菅 野 亮
季刊刑事弁護110号(現代人文社)で、「高裁破棄事例で考える責任能力弁護」という特集が企画されています。
私の執筆した事例報告(事例③「一審が前提とした精神鑑定の信用性を争い控訴審で心神喪失が認められた事例」)が掲載されました。
責任能力が問題となる刑事裁判は、判断も難しく、地裁と高裁とで責任能力に関する判断が異なる事例も少なくありません。本特集では、地裁と高裁とで判断が分かれた12事例に基づき、責任能力判断の分岐点をさぐる特集になっています。
座談会(「責任能力をめぐる裁判員裁判に法曹三者と精神科医はどのように取り組むべきか」)では、司会を坂根真也弁護士が担当し、元裁判官の村山浩昭先生、精神科医の五十嵐禎人先生と私が参加しております。
責任能力に関する刑事事件を担当する弁護士に参考になれば幸いです。
以上
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★