裁判員制度とは、どんな制度ですか?
よくあるご質問裁判員制度
裁判員制度とは,国民のみなさんに裁判員として刑事裁判に参加してもらい,被告人が有罪かどうか,有罪の場合どのような刑を科すのかを決めてもらう制度です。
裁判員制度の対象事件では,原則として,裁判官3名,裁判員6名,合計9人で裁判をすることになります。裁判官と裁判員は,事件について評議をした上で,評決をとって裁判の結論を出します。
裁判員には,評議において,裁判官と対等な立場で議論することが求められていますし,評決においては,裁判官と裁判員の表の重さは基本的に同一です。一般人である裁判員の常識を刑事裁判の結論に適切に反映させることが,制度の1つの目的になっているといえます。
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★