【釈放】 飲酒運転で事故を起こしてしまった事件(道路交通法違反)で逮捕・勾留されたが、早期に釈放された事例
取扱事案
依頼者は、自宅で飲酒した状態で、家族の送迎のために車を運転してしまい、その際、停止中の車にぶつけて運転手に怪我をさせる事故を起こしてしまいました。依頼者は、現行犯逮捕・勾留されてしまいました。
結果
勾留決定取消
ポイント
担当弁護士は、勾留決定後に、国選弁護人となりました。
弁護人は、依頼者から事故当日のことや取調べ状況などを聴取した上で、速やかに勾留決定を取り消すための準抗告の申立てを行いました。
申立てに際しては、家族や、内定を得て間もなく勤務開始する予定になっていた職場関係者から聴取した依頼者の人となりや今後の監督意思などを内容とする報告書を提出しました。また、保険の加入状況を確認し、身体拘束の必要性が乏しいことを主張しました。
その結果、裁判所は、弁護人の主張を認め、勾留決定を取り消しました。
その後、依頼者は起訴されましたが、早期に釈放されていたことで、被害弁償へ取り組みや、新たな職場での勤務実態など、裁判で量刑上考慮される事情を多数準備することができました。