菅野亮弁護士,高岡祐子弁護士が,千葉県土地家屋調査士会の研修講師を担当しました。
ブログ講演・書籍等
令和3年3月27日,菅野亮弁護士,高岡祐子弁護士が,千葉県土地家屋調査士会で,研修の講師を担当しました。
千葉県土地家屋調査士会には,「境界問題相談センターちば」という,境界にかかわる紛争の話し合いを取り持つ機関が設置されています。
今回は,境界問題相談センターちばで,調停員をされている土地家屋調査士の先生方に向けて『模擬調停で実戦力を養う』と題した研修が行われました。
前半は,菅野亮弁護士より,「調停に関与する際の留意点」についての講義を行いました。
講義では,事前準備の重要性や,ヒヤリングの際の工夫,弁護士調停員との協働等,当事者の方が納得・満足でき,かつ,適切な紛争解決に至る調停を行うためのポイントとなる点を取り上げました。
後半は,土地家屋調査士の先生方が当事者役,調停員役となって,与えられた事例を元に,模擬調停を行いました。高岡祐子弁護士は,弁護士調停員役として,模擬調停に参加しました。
模擬調停を行った後は,参加者同士で振り返り会を行いました。意見交換をする中で,それぞれに課題が見つかったところもあったかと思います。
今回の研修が,境界問題相談センターちばのさらなる発展に役立つものとなっていたら幸いです。
2021年3月29日
菅野・高岡
★千葉市の弁護士事務所『法律事務所シリウス』より★