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裁判員裁判で、危険運転致死罪の成立が否定され、執行猶予付判決を獲得しました。

2016.11.28ブログ

菅野亮弁護士・虫本良和弁護士・高岡祐子弁護士が担当した裁判員裁判で、危険運転致死罪の成立が否定され、執行猶予付の判決となりました。

「赤色信号を殊更に無視したか」が争点となった事件でしたが、裁判官及び裁判員は、依頼者がそのような悪質な交通違反をしたとは認められないと判断し、今回の事件が、過失による交通事故であったという認定をしました。
この判決は、検察官から控訴されることなく確定しました。

本件の裁判員を担当した方々を対象に裁判所が実施したアンケートで、弁護人の説明内容や訴訟活動が「わかりやすかった」と高く評価する回答ばかりであったことからも、法廷技術や弁護戦略のあり方が、今回の結果にも影響したのではないかと考えています。

虫本